債務整理について
自己破産,個人再生等,債務整理を行う場合,特に,手続き開始時の注意点は以下のとおりです。 □ 銀行口座が凍結されること まず,自己破産,個人再生を行う際,借入れのある銀行で作った銀行口座について,弁護士が受任をしたという受任通知を発送することにより,銀行口座が凍結され,その時点で残っている残金について,相殺をされることになります。 そのため,受任通知を発送する前に,事前に,銀... 続きを読む
弁護士へ相談をし,依頼をする際,①どの弁護士に頼めばよいのか分からない,②費用がどの程度かかるのかわからない,③どのように進めたらよいのか分からないのが普通だと思います。 ① どの弁護士に頼めばよいのでしょうか 弁護士へ,専門分野は何ですかという質問をすると,よくある回答として,「弁護士は,お医者さんと違い,専門分野というものは特になく,離婚も相続も破産も全てのことができます。... 続きを読む
任意売却とは,不動産を不動産売買の仲介業者へ依頼をし,売却する手続きをいいます。 これに対し,不動産の売却のもう一つの方法として,強制競売という手続きがあります。 その違いは,強制競売とは,ローンが支払えない状態において,債権者から裁判所へ申立てをして,売却されることに対し,任意売却は,あくまでも通常の売買になります。そして,強制競売の方が,売却までの期間に時間を要し,かつ売却される金額も任意... 続きを読む
法人,個人事業主の破産について,個人の破産手続きと比べて,以下で述べるような特殊性があります。 なお,当法律事務所では,法人,個人事業主の破産に対し,特に力を入れて対応しており,法人・事業主破産の専門サイトも開設しております。 1 法人・個人事業主の破産(破産管財事件)について 法人及び法人の債務を連帯保証している代表取締役,並びに個人事業主について,事業の不振等,銀行,保証... 続きを読む
1 過払い金・任意整理とは 任意整理とは,債務が支払えなくなった場合,弁護士が消費者金融業者や信販会社,銀行等と交渉することにより,法定金利よりも高い金利で返済していれば,法定金利で残元金を決め,また支払いに際して,利息をカットしてもらうよう交渉を行うことをいいます。 任意整理のうち,特に,法定金利で引き直し計算をした結果,当初残っていた債務が完済になっているにも関わらず,約定での弁済をし続け... 続きを読む
個人再生とは,債務が増えていき,給料や収入からの支払いができなくなった場合,裁判所へ,個人再生の申立てを行い,残っている債務の大幅圧縮を受けることができる手続きのことをいいます。 特に,住宅ローンを組んでいる方について,住宅ローンのみを従前どおり返済しつつ,住宅ローン以外の債務の大幅圧縮を受けるという使い方もできます。 1 個人再生ができる場合(履行可能性) 個人再生ができる... 続きを読む
自己破産とは多額の借金を抱えた状態で支払いが出来なくなった場合に,裁判所へ申立てを行い,免責の判断を通じて法律上,債務の支払い免れることができる手続きを言います。 自己破産ができる場合について どの程度借入があれば自己破産が認められるのかについて,一般的には消費者金融や信販会社から,1社あたり50万円,5ないし6社からの借入があり借入総額250万円から300万円程度と考えられて... 続きを読む